数式の中のフォントについて
“\(“や”\[“で囲った中の文字は数式用のイタリック体(斜めの文字)になります。
・入力例
a,b,c,x,y,z,A,B,C,X,Y,Z \( a,b,c,x,y,z,A,B,C,X,Y,Z \)
・表示結果
a,b,c,x,y,z,A,B,C,X,Y,Z
\( a,b,c,x,y,z,A,B,C,X,Y,Z \)
数式用のローマン体
数式用のローマン体(まっすぐな文字)を使用したい場合があります。
そのときは
\mathrm{文字}
と入力します。
・入力例
\( a,b,c,x,y,z,A,B,C,X,Y,Z \) \( \mathrm{a,b,c,x,y,z,A,B,C,X,Y,Z} \)
・表示結果
\( a,b,c,x,y,z,A,B,C,X,Y,Z \)
\( \mathrm{a,b,c,x,y,z,A,B,C,X,Y,Z} \)
文中の数式と独立した行の数式の表示結果
文中の数式と独立した行の数式では、表示結果が異なるコマンドがいくつかあります。
文中の数式でも、独立した行の数式と同じように表示したい場合は
\displaystyle
逆に独立した行の数式でも、文中の数式と同じように表示したい場合は
\textstyle
を使います。
・入力例
文中の数式表示:\( \sum_{n=1}^{5} a_n \) 独立した行の数式表示:\[ \sum_{n=1}^{5} a_n \] 文中の数式表示(displaystyle):\( \displaystyle \sum_{n=1}^{5} a_n \) 独立した行の数式表示(textstyle):\[ \textstyle \sum_{n=1}^{5} a_n \]
・表示結果
文中の数式表示:\( \sum_{n=1}^{5} a_n \)
独立した行の数式表示:\[ \sum_{n=1}^{5} a_n \]
文中の数式表示(displaystyle):\( \displaystyle \sum_{n=1}^{5} a_n \)
独立した行の数式表示(textstyle):\[ \textstyle \sum_{n=1}^{5} a_n \]