分数
分数を表示する場合は、
\frac{分子}{分母}
と入力します。
・入力例
\[ \frac{2}{5} \]
・表示結果
\[ \frac{2}{5} \]
また、文中形式の中で使用すると、\( \frac{2}{5} \)のように縮小された形で表示されます。
文中でも、独立行形式のように\( \displaystyle \frac{2}{5} \)と大きく表示したい場合は、
\displaystyle
を数式の前につけます。
・入力例
文中では、\( \frac{2}{5} \)のように、縮小された形になります。 \( \displaystyle \frac{2}{5} \)と入力すると、大きく表示することができます。
・表示結果
文中では、\( \frac{2}{5} \)のように、縮小された形になります。
\( \displaystyle \frac{2}{5} \)と入力すると、大きく表示することができます。
累乗・指数(上の添字)
累乗を表示する上の添字は、
^{添字}
と入力します。
・入力例
\[ 2^{3} = 8 \]
・表示結果
\[ 2^{3} = 8 \]
数列(下の添字)
数列などで使用する下の添字は、
_{添字}
と入力します。
・入力例
\[ a_{3} = 8 \]
・表示結果
\[ a_{3} = 8 \]
累乗と組み合わせて使うこともできます。
・入力例
\[ a_{3}^{3} = 8 \]
・表示結果
\[ a_{3}^{3} = 8 \]
和(シグマ記号)
和の記号\( \sum \)(シグマ)は
\sum
で表示します。
\( \displaystyle \sum_{n=1}^{k} \)と表示するときは、上下の添字と組み合わせて入力します。
・入力例
\[ \sum_{n=1}^{k} \]
・表示結果
\[ \sum_{n=1}^{k} \]
また、文中形式の中で使用すると\( \sum_{n=1}^{k} \)のように上下の文字の場所が変わります。
文中でも、独立行形式のように\( \displaystyle \sum_{n=1}^{k} \)と表示する場合は、分数のときと同じように
\displaystyle
を前につけます。
・入力例
文中では、\( \sum_{n=1}^{k} \)のように、添字が記号の横に付きます。 \( \displaystyle \sum_{n=1}^{k} \)と入力すると、添字を上下に表示することができます。
・表示結果
文中では、\( \sum_{n=1}^{k} \)のように、添字が記号の横に付きます。
\( \displaystyle \sum_{n=1}^{k} \)と入力すると、添字を上下に表示することができます。
積分記号
積分の記号\( \int \)は
\int
で表示します。
\( \displaystyle \int_{n=1}^{k} \)と表示するときは、和の記号のときと同様に上下の添字と組み合わせて入力します。
・入力例
\[ \int_{n=1}^{k} \]
・表示結果
\[ \int_{n=1}^{k} \]
また、文中形式の中で使用すると\( \int_{n=1}^{k} \)のように縮小された形で表示されます。
文中でも、独立行形式のように\( \displaystyle \int_{n=1}^{k} \)と大きく表示する場合は、分数や和のときと同じように
\displaystyle
を前につけます。
・入力例
文中では、\( \int_{n=1}^{k} \)のように、縮小された形になります。 \( \displaystyle \int_{n=1}^{k} \)と入力すると、大きく表示することができます。
・表示結果
文中では、\( \int_{n=1}^{k} \)のように、縮小された形になります。
\( \displaystyle \int_{n=1}^{k} \)と入力すると、大きく表示することができます。
累乗根(ルート記号)
ルート記号\( \sqrt{} \)は
\sqrt{数字}
と入力します。
・入力例
\[ \sqrt{2} \]
・表示結果
\[ \sqrt{2} \]
また、\( \sqrt[n]{2} \)のようにn乗根を表す場合は、
\sqrt[n]{数字}
と入力します。
・入力例
\[ \sqrt[n]{2} \]
・表示結果
\[ \sqrt[n]{2} \]
三角関数
三角関数の\( \sin,\cos,\tan \)は、数式形式の中にそのまま文字入力すると、
\[ sinA,cosB,tanC \]
のようにイタリック体(斜めのフォント)で表示され、それぞれの関数に適したフォーマットで出力されません。
それぞれ
\[ \sin{A},\cos{B},\tan{C} \]
のように表示するには
\sin{文字} \cos{文字} \tan{文字}
のように入力します。
・入力例
\[ \sin{A}, \cos{B}, \tan{C} \]
・表示結果
\[ \sin{A}, \cos{B}, \tan{C} \]
対数
対数\( \log \)も三角関数と同様に、そのまま入力すると
\[ log2 \]
と適したフォーマットで出力されません。
\[ \log{2} \]
とまっすぐしたフォントで出力したい場合
\log{数字}
と入力します。
・入力例
\[ \log{2} \]
・表示結果
\[ \log{2} \]
また、対数の底をつけて、\( \log_{2}{3} \)と表したい場合は、下の添字と組み合わせて入力します。
・入力例
\[ \log_{2}{3} \]
・表示結果
\[ \log_{2}{3} \]
順列・組み合わせ
順列や組み合わせは、下の添字を使って
{}_{n}P_{r} {}_{n}C_{r}
と入力します。
・入力例
\[ {}_{5}P_{2}, {}_{5}C_{2} \]
・表示結果
\[ {}_{5}P_{2}, {}_{5}C_{2} \]
通常、\( \mathrm{P} \)や\( \mathrm{C} \)は、イタリック体(斜めのフォント)ではなく、ローマン体(まっすぐのフォント)で表示します。
数式用のローマン体にするには
\mathrm{文字}
を使います。
・入力例
\[ {}_{5}\mathrm{P}_{2}, {}_{5}\mathrm{C}_{2} \]
・表示結果
\[ {}_{5}\mathrm{P}_{2}, {}_{5}\mathrm{C}_{2} \]
極限
極限を表す\( \lim \)は
\lim
と入力します。
・入力例
\[ \lim \]
・表示結果
\[ \lim \]
\( \displaystyle \lim_{x \to \infty} \)のように表示するには
\lim_{x \to \infty}
のように下の添字と右矢印、無限大の記号を組み合わせます。
・入力例
\[ \lim_{x \to \infty} \]
・表示結果
\[ \lim_{x \to \infty} \]
また、文中では\( \lim_{x \to \infty} \)のように添字が右に付きます。
文中でも、独立行形式のように\( \displaystyle \lim_{x \to \infty} \)と添字を下に表示する場合は、分数や和のときと同じように
\displaystyle
を前につけます。
・入力例
文中では、\( \lim_{x \to \infty} \)のように、添字が右に表示されます。 \( \displaystyle \lim_{x \to \infty} \)と入力すると、添字を下に表示することができます。
・表示結果
文中では、\( \lim_{x \to \infty} \)のように、添字が右に表示されます。
\( \displaystyle \lim_{x \to \infty} \)と入力すると、添字を下に表示することができます。